2016年1月9日土曜日

エストレヤ シート自作 革張 前編

 シートの表皮作り開始。


表皮はレザークラフトで自作する。
と言っても自分はレザークラフトそこそこ初心者です。

今まで作った中で一番難易度が高かったのがこの財布。

財布よりバイクのシートの方が難易度は数倍上だと思うが、初心者でも時間をかければ何とかなるだろうと思い製作開始!


まずシートの型紙を作る。

型紙の作り方にはいろいろな方法があるみたいだけど、自分は紙をシートに当てて鉛筆でふちどりをしてカット。この型紙が最終的な仕上がりに直結するのでピッタリのサイズになるまでなんども微調整をする。

完成した型紙。
普通はこのくらいのサイズのシートの場合、側面の革は2枚で作ると思うけどシートを後ろから見たときに縫い目が見えるのが嫌だったので1枚の革で作る事にした。

ギリギリだけど1枚で行けた。

革にマスキングテープを貼って線を引きやすくした。
型紙から約1センチの余白を残してカット。

座面と側面を重ねて、赤丸の部分に菱目打ちを打って基準を作る。
基準が出来たら上面と側面を別々にする。

基準から左右に半周づつ先端部分まで菱目打ちを打つ。側面の革も同じ。



次に座面を仕上げる。

完成図。
上から 革→スポンジ(10mm)→ナイロン生地→革(ステッチ部分だけ)です。

このスポンジを使った。

ボタン取り付け部分のアップはこんな感じ。(写真を撮り忘れ)
穴は確か4mmであけたと思う。

裏側。
ステッチ部分は革をつけないと糸でスポンジが切れそうだったので付けた。

座面部分が完成したら、側面と合体させる。
縫い方は、はじめに決めた基準から縫い始めて左右に半周づつ。
左右共に先端部分まで縫ったら革を表に返さずにシートに被せてみて先端部分の合わせ目の場所を確認して、印を付けて縫う。

一度革を表に返して様子を見てみた。
この時点で6割くらい完成。

後編へつづく。


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